東大みかん愛好会BLOGをご覧の皆さん、初めまして。
みかんの花の季節!
このように、みかんの花に囲まれながら、新入生とピクニックをするという、愛好会の中でも屈指の幸せイベントです。
まずはみかんの蜂蜜から。
身近なところでは、入浴剤でもネロリの香りを楽しむことができます。
そしてこのおうち時間を過ごしている今、みかんの花をお勧めしたい一番の理由。
それはネロリの香りには気持ちを落ち着かせる作用や、不安や緊張などを和らげる作用があることです。
いつもと違う生活が長く続き、ストレスがたまったり、生活リズムが乱れたりしがちなこの頃。きっとネロリの香りがリラックスと安眠に導いてくれるでしょう。
私もこのブログを書きながら、何度もネロリの香りを嗅いで幸せな気持ちに浸ると共に、早くみかん産地に行けるといいなという気持ちを募らせていました。
長々と語ってしまいましたが、少しでも皆さんにみかんの花の素敵さが伝わっていたら良いなと思います。
是非自分のスタイルに合わせた楽しみ方を見つけて、みかんの花をおうち時間の良き友にしていただき、 いつかは実際にみかんの花を見に行ってみてください。
みかん大好きむらやまです。
5月になりましたね。
5月と言えば、そう、
各産地でみかんの花が咲き始めるこの時期。
本来であれば、愛好会でも「おはなみかん」という、みかんの花のお花見を毎年湘南地域のみかん畑で行っています。
このように、みかんの花に囲まれながら、新入生とピクニックをするという、愛好会の中でも屈指の幸せイベントです。
ところで皆さんはみかんの花をご覧になったことはありますか?
(先ほどの写真にも写っているので、見たことのない人はきっといないでしょう)
こちらの写真はみかんの一種、「南津海」の花です。
写真からも分かるように、真っ白な五枚の花弁が特徴的でとても可愛いですよね。
たそがれに咲ける蜜柑の花一つ老いの眼にも見ゆ星の如くに
谷崎潤一郎
(引用:最晩年の谷崎潤一郎が愛する風景を詠んだ歌)
小説家、谷崎潤一郎はみかんの花の形を星に例えて俳句を詠んでいます。
そう言われると、なんだかみかんの花が星のようにも思えてきますね。
また、日本一のみかん産地、愛媛県では県の花にみかんの花が制定されており、県旗にもその姿が記されています。
実際に愛媛県に行くと、県庁などで県旗を目にする機会があるかもしれません。
都道府県旗というものを初めて耳にしたことがある方も多いかもしれませんが、基本的に都道府県章と同一のものが多く、完全に異なるものは愛媛県旗を含めて5つのみとなっています。
中でも愛媛県旗は国旗でよく目にするようなデザインに近く、珍しいものとなっており個人的にお気に入りです。
中でも愛媛県旗は国旗でよく目にするようなデザインに近く、珍しいものとなっており個人的にお気に入りです。
(参考:愛媛県のシンボル)
みかんの花言葉は「純潔」、「清純」、「花嫁の喜び」。
どれもみかんの花の美しい見た目にぴったりな花言葉です。
この花言葉一つ一つにも素敵なエピソードがあるのですが、長くなってしまうので今回は割愛させていただきます。
みかんの花の魅力はこれだけではありません。
特筆すべきは何と言ってもその香り!
果実のような爽やかさも残しつつ、とても甘く濃厚な香りです。
その濃厚さは、産地では山一杯に咲き誇ったみかんの花の匂いが町中に広がるほど。
”香水を振りまいたような香りが漂う”と表現されるくらい、とても良い香りです。
(引用:やまぐちのシンボル)
と、ここまでで少しは皆さんにみかんの花の魅力が伝わりましたでしょうか。
みかんの花の魅力を知るには実際に花を見てもらうのが一番、ではありますが、今はおうちで過ごす時間。なかなかみかんの花を実際に見に行くのは難しいかもしれません。
みかんの花の魅力を知るには実際に花を見てもらうのが一番、ではありますが、今はおうちで過ごす時間。なかなかみかんの花を実際に見に行くのは難しいかもしれません。
「おうち時間でも、みかんの花を楽しみたい……」
と、残念に思っているみかんの花のファンの皆さん、
まだ実際にみかんの花を見たことのない皆さん、
まだ実際にみかんの花を見たことのない皆さん、
実はおうちでもみかんの花を楽しめる方法、あります。
とは言っても、みかんの花は後々みかんの実になる大切なもの。
枝ごと生花を販売、というわけにはいかないので、今回は香りを楽しむ方法の紹介をしていこうと思います。
私が実際に家でみかんの花の香りを楽しみたい時に行っている、
「みかんの蜂蜜」と、
「みかんの花の香りの香水」の二つを紹介させていただきます。
「みかんの花の香りの香水」の二つを紹介させていただきます。
読んで字のごとく、みかんの花の蜜から採れた蜂蜜、というものがこの世にはあるのです。みかん産地の直売所などに行くと目にする機会が多く、私は見かけるとついつい買ってしまいます。
みかんの花から採れる蜂蜜には、みかんの花の爽やかな香りが残っており、普通の蜂蜜よりもすっきりとした甘さが特徴です。
料理などに使うのもよいですが、みかんの花の香りを楽しみたいときはヨーグルトにかけたり、パンに塗ったりと、シンプルに楽しむのがおすすめです。
写真は先日、愛媛県に行った際に購入した日向夏の蜂蜜です。
温州みかんだけでなく、様々な品種で蜂蜜が作られているので、推しみかんの蜂蜜探しなんていうのも楽しいかもしれませんね。
温州みかんだけでなく、様々な品種で蜂蜜が作られているので、推しみかんの蜂蜜探しなんていうのも楽しいかもしれませんね。
店頭で見かける機会は少ないと思いますが、ネット販売などもしているお店がありますので、是非楽しんでみてもらえたらなと思います。
続いては、みかんの花の香りの香水。
みかんの花はとても良い香りなので、古くから香水の原料としても使われています。
はちみつに比べると、香りが強く感じられ、(香水なので当たり前ですよね)みかんの花の香りがメインの物だと本当にみかんの花を嗅いでいるような気分になります。
香水によく使われるみかんの花の香りは、製造方法によって、ネロリとオレンジフラワーの二種類に分かれます。
ネロリはみかんの花を水蒸気蒸留して得たオイル、
オレンジフラワーはみかんの花を石油系の溶剤で抽出して得たオイルになります。
どちらも主に日本では橘と呼ばれるビターオレンジの花を原料にして抽出されていて、原料は同じなのですが、ネロリのほうがどちらかと言えば爽やかさが強く、オレンジフラワーのほうは甘さが強いかな、と個人的には思います。(素人の意見です、調香によっても変わるんでしょうね……)
ちなみに私は、ネロリがみかんの花から取れるものだと知らずにいい匂いだなと思って調べたところ、みかんの花の香りということを知り、びっくりしたと共に、どこまでもみかんが好きなのだなと再確認した思い出があります。
香水で有名なフランスでも柑橘が栽培されていることもあり、ネロリ、ビターオレンジ共に有名な香水の調香に多く用いられています。爽やかな香りなので、男性向け、女性向け共に多く展開されており、これからの温かい時期にぴったりなイメージです。
「ネロリ」と銘打っていなくても調香されていることもありますので、手元に香水がある方はぜひ調べてみてくださいね。
他にも乾燥させたみかんの花を使ってハーブティーにしたり、ネロリウォーターで香りづけされたお酒を楽しんでみたり……
そしてこのおうち時間を過ごしている今、みかんの花をお勧めしたい一番の理由。
それはネロリの香りには気持ちを落ち着かせる作用や、不安や緊張などを和らげる作用があることです。
いつもと違う生活が長く続き、ストレスがたまったり、生活リズムが乱れたりしがちなこの頃。きっとネロリの香りがリラックスと安眠に導いてくれるでしょう。
私もこのブログを書きながら、何度もネロリの香りを嗅いで幸せな気持ちに浸ると共に、早くみかん産地に行けるといいなという気持ちを募らせていました。
長々と語ってしまいましたが、少しでも皆さんにみかんの花の素敵さが伝わっていたら良いなと思います。
最後までお読みくださりありがとうございました、またお会いしましょう🍊
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