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推し柑橘に愛を叫べ!!~親愛なる湘南ゴールドへ~

極 早生の出荷も始まり、いよいよ 2018 ~ ’19 年のみかんシーズンも幕を開けましたね! こんばんは、湘南班の A 川です。 せっかくシーズンが始まったので今日は推し柑橘に対して愛を叫びたいと思います。とはいえ私の推し柑橘の旬はあと半年後なのですけれども。ちなみに前回との関連は「湘南」程度しかないですごめんなさい、新たな記事としてお読みくださいね。 まだ高校生だった頃、 3 月某日。神奈川県西部に赴いた父が珍しいから、当時は殆ど知名度のなかった柑橘「湘南ゴールド」をお土産に買って帰りました。 将来の推し柑橘ですよ。どんな感動的な出会いだったのかと思いきやその時の湘南ゴールドの第一位印象、 「全っ然美味しそうに見えない」 でした。 これが湘南ゴールド。 偶然ハート型を見つけました! 色は真っ黄色ですっぱそうだし、なんか小さいし、皮はゴツゴツしていて見るからに厚くて食べるところなんてなさそう。 やけにお高いし。幻のみかん?はあそうですか、知らないけど……ただ食べ物を無駄にするのも心が痛むので、厚い皮は仕方なくナイフで切り実を口の中へ放り込みました。 前言撤回。 美味しくなさそうとか言ってごめんなさい。果皮がレモン色なのでさぞ酸味が強いのだろうと身構えていた舌の予想をあっけなく裏切って、その代わりに押し寄せたのは優しい甘み。そして軽やかな酸味と華やかかつ爽やかな香りが抜けていきました。 単一的なべたっとした甘さではなく、甘み、酸味、ほんの少し苦み、それぞれが最高のバランスをもってこの味を打ち立てている。 なにこれ、めちゃくちゃ美味しい 。 ほどなく「東大みかん愛好会」なるサークルが存在すると知った私は、湘南ゴールドを育てている現場を見にいくという密かな野望を抱いてこのサークルに入会しました。 その活動の中で、湘南ゴールドは「かながわブランド」であり神奈川県が生産・消費に力を入れていること ( その割に県外はおろか隣の東京都ですら知名度が絶望的なのは気のせいでしょうか ) 、 湘南ゴールド誕生秘話、食味や外皮の厚さから生食よりも加工品に向いていること、などを学びました。 湘南ゴールドの加工品は多種多彩で、定番のクッキーやワイン、ちょっと変わったところではエナジードリ