東大みかん愛好会 BLOG をご覧の皆さん、初めまして。 みかん大好きむらやまです。 5 月になりましたね。 5 月と言えば、そう、 みかんの花の季節! 各産地でみかんの花が咲き始めるこの時期。 本来であれば、愛好会でも「おはなみかん」という、みかんの花のお花見を毎年湘南地域のみかん畑で行っています。 このように、みかんの花に囲まれながら、新入生とピクニックをするという、愛好会の中でも屈指の幸せイベントです。 ところで皆さんはみかんの花をご覧になったことはありますか? (先ほどの写真にも写っているので、見たことのない人はきっといないでしょう) こちらの写真はみかんの一種、「南津海」の花です。 写真からも分かるように、真っ白な五枚の花弁が特徴的でとても可愛いですよね。 たそがれに咲ける蜜柑の花一つ 老いの眼にも見ゆ星の如くに 谷崎潤一郎 (引用: 最晩年の谷崎潤一郎が愛する風景を詠んだ歌 ) 小説家、谷崎潤一郎はみかんの花の形を星に例えて俳句を詠んでいます。 そう言われると、なんだかみかんの花が星のようにも思えてきますね。 また、日本一のみかん産地、愛媛県では県の花にみかんの花が制定されており、県旗にもその姿が記されています。 実際に愛媛県に行くと、県庁などで県旗を目にする機会があるかもしれません。 都道府県旗というものを初めて耳にしたことがある方も多いかもしれませんが、基本的に都道府県章と同一のものが多く、 完全に異なるものは愛媛県旗を含めて5つのみとなっています。 中でも愛媛県旗は国旗でよく目にするようなデザインに近く、珍しいものとなっており個人的にお気に入りです。 (参考: 愛媛県のシンボル ) みかんの花言葉は「純潔」、「清純」、「花嫁の喜び」。 どれもみかんの花の美しい見た目にぴったりな花言葉です。 この花言葉一つ一つにも素敵なエピソードがあるのですが、長くなってしまうので今回は割愛させていただきます。 みかんの花の魅力はこれだけではありません。 特筆すべきは何と言ってもその 香り ! 果実のような爽やかさも残しつつ、とても甘く濃厚
お久しぶりです。自転車でコケて脚を痛めている平田です。 この記事を令和元年12月22日に読んでくださっている皆さん!今日はなんの日ですか?! そうですね! 冬至 ですね!! ! 冬至というのは一年で一番日が出ている時間が短い日のことですね。最近は17時になるともう外は真っ暗で私は鬱になります。でも星は綺麗なのでどっこいどっこいでしょうか。 さて、冬至にはある風習がまつわります。なんでしょうか? そうですね! 柚子風呂(柚子湯) ですね!!! 柚子湯というものは高知県立大学健康栄養学部健康栄養学科によると、 「ではいったい冬至にゆず湯に入る習慣は、いつから始まったのでしょうか。ゆず湯に入る習慣は、意外に新しく、銭湯ができた江戸時代から始まったと言われています。冬至→湯治(とうじ)、ゆず→融通(ゆうずう)をかけた語呂合わせから、『お湯に入って融通良く行きましょう』という意味があるようです。」 (参考: #13 柚子湯の効能/健康栄養ちょっといい話 ) だそうです。 というわけで今回は柚子にちなんだ柑橘を紹介します。 今回紹介する柑橘はこちら!「 獅子柚子(鬼柚子) 」です! ちなみにこの柚子、柚子と書いてありますが柚子ではありません。 手に持つとこんな感じ。大きいですね。まるで文旦みたいです。 皮が分厚いですね。まるで文旦みたいです。 いくつか種にカビが生えてました…悲しい… そうなんです。この柚子、実は柚子ではなく 文旦の仲間 なんです。 私はもともと「獅子柚子というものがあって実は文旦」という情報までは知っていたのですがなかなかお目にかかることがなく、もう大学生のうちには食べられないのだろうなと勝手に落胆していました。 ところがたまたま東京の駅に併設している直売所によってみたら、なんと!ありました!食わずじまいだと思っていた獅子柚子が! 衝動買い不回避ですね。これだから直売所は… こうして遂に私は「 本当に文旦なの? 」といういらん邪念を吹っ飛ばすことができるのです。 剥きました。剥いてる感覚は完全に文旦でした。よく考えたら柚子を意識して剥いたことがないですね… 肝心の味ですが、、 これは。。。 文旦ですね…ただかなり酸っぱい。 食べる時期が