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冬至の日にちなんで

お久しぶりです。自転車でコケて脚を痛めている平田です。 この記事を令和元年12月22日に読んでくださっている皆さん!今日はなんの日ですか?! そうですね! 冬至 ですね!! ! 冬至というのは一年で一番日が出ている時間が短い日のことですね。最近は17時になるともう外は真っ暗で私は鬱になります。でも星は綺麗なのでどっこいどっこいでしょうか。 さて、冬至にはある風習がまつわります。なんでしょうか? そうですね! 柚子風呂(柚子湯) ですね!!! 柚子湯というものは高知県立大学健康栄養学部健康栄養学科によると、 「ではいったい冬至にゆず湯に入る習慣は、いつから始まったのでしょうか。ゆず湯に入る習慣は、意外に新しく、銭湯ができた江戸時代から始まったと言われています。冬至→湯治(とうじ)、ゆず→融通(ゆうずう)をかけた語呂合わせから、『お湯に入って融通良く行きましょう』という意味があるようです。」 (参考: #13  柚子湯の効能/健康栄養ちょっといい話 ) だそうです。 というわけで今回は柚子にちなんだ柑橘を紹介します。 今回紹介する柑橘はこちら!「 獅子柚子(鬼柚子) 」です! ちなみにこの柚子、柚子と書いてありますが柚子ではありません。  手に持つとこんな感じ。大きいですね。まるで文旦みたいです。 皮が分厚いですね。まるで文旦みたいです。 いくつか種にカビが生えてました…悲しい… そうなんです。この柚子、実は柚子ではなく 文旦の仲間 なんです。 私はもともと「獅子柚子というものがあって実は文旦」という情報までは知っていたのですがなかなかお目にかかることがなく、もう大学生のうちには食べられないのだろうなと勝手に落胆していました。 ところがたまたま東京の駅に併設している直売所によってみたら、なんと!ありました!食わずじまいだと思っていた獅子柚子が! 衝動買い不回避ですね。これだから直売所は… こうして遂に私は「 本当に文旦なの? 」といういらん邪念を吹っ飛ばすことができるのです。 剥きました。剥いてる感覚は完全に文旦でした。よく考えたら柚子を意識して剥いたことがないですね… 肝心の味ですが、、 これは。。。 文旦ですね…ただかなり酸っぱい。 食べる時期が

おすすめの酸っぱいみかん

こんにちは。 更新されないブログってかわいそうだなと思う 平田です。 みかん好きとしてたまに聞かれる質問があります。 それは、 「 酸っぱいみかんが好きなんだけどおすすめある? 」 です。 意外とみかんの酸味が好きな人は多い気がします。体感ですが。 世のみかんは糖度争いに巻き込まれ、このような意見は空気のように扱われますが。 そしてそんな押し寄せる甘さ第一の世界に流された私はこの質問に答えられませんでした。 これはいけない。 しかし私はフレッシュなバレンシアオレンジを口にして目覚めました。 まだ酸味を主張してくれるみかんがあるということに。 と、言うわけで今回は酸っぱいみかんが好きな人の力になれるよう、酸味のあるみかんを紹介したいと思います。 独断と偏見で。 1. バレンシアオレンジ  は?オレンジじゃん。って思った方、正解です。でもオレンジはみかんです。オレンジがみかんであってもいいじゃ無いですか。学問の世界ではみかんもオレンジもレモンもライムも文旦も全て Citrus なんですから。  世界で多く食べられているオレンジは主に2種類あります。ネーブルオレンジとバレンシアオレンジです。この2種の味の面での大きな違いはネーブルは甘みを強く、バレンシアは酸味が強く感じられるという点です。酸味が好きな方、バレンシアオレンジを食べましょう。  でもバレンシアオレンジってただ酸味が強いだけでは無いんです。甘さもしっかり感じられます。そして何より香りが良い。才色兼備な柑橘です。惚れてしまう。日本でも少数ですが和歌山と神奈川で作られています。 2. 日南1号  これは歴とした温州みかんです。極早生という9月下旬~収穫される早熟系の温州みかん群を代表する品種です。早熟なので果皮はまだ青い部分もあります。酸味も他の時期に収穫されるものと比べると多く残っています。なので温州みかんの中では酸っぱい部類に入ります。そして、この酸味が良いんですよ。爽やかなんです。温州みかんとしての甘さはしっかりあるのですが、酸味のおかげで味がくどくなく、Oh,Jesus...という気持ちになります。  残念なところは10月くらいにしか出回らないところです。一年中食べていたいのですが…。 3. 夏みかん  酸味と苦みが強すぎてその知名度の割

日向夏の食べ方

日向夏の食べ方 こんにちは。そろそろ関東は梅雨に入りそうですね。キャラは陰ですが天気は陽が好きな平田です。 皆さん日向夏(ひゅうがなつ)という柑橘をご存じですか? こんな黄色いやつです。 4月~6月が旬の柑橘でニューサマーオレンジや小夏とも呼ばれています。 大きさは野球ボールぐらいの大きさです。由来は不明ですが柚子から出来たのではないかと言われています。おもしろい。 この日向夏、普通に皮を剥いて食べるのも良いのですが、ちょっと変わったおすすめの食べ方があります。 それは 皮の白い部分(アルベド)ごと食べる というもの。 皮の黄色い部分(外皮)のみをカットしてアルベドを残します。こんな感じに。 そしてこれを下の写真のように一口サイズにカットして完成。(この食べ方の為のちゃんとした切り方もあるようです。) なんでこんな食べ方をするのかというと、実はこの柑橘、 アルベドが甘い からです。 日向夏自体は爽やかな酸味があることもあり、それが甘いアルベドとマッチしてなかなか美味しいということでこんな食べ方が存在します。(更に醬油などをつけて食べることもあるそうです。) また食感も果肉のゼリーみたいなものと、アルベドのサクッとした異なる二つの食感を感じることが出来て面白いと思います。 ちなみに黄色い外皮も苦くは無いので、何も気にしなければ丸かじりできると思います。剥かないみかんに憧れている人に朗報です。(なにか起こっても責任はとりませんが…) 初夏を黄色で爽やかに彩る日向夏、見かけたら是非買って食べてみて下さい。 普通のみかんのように剥いて食べてもおいしいので。